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ピルの種類がわからない!トリキュラーとヤーズの違い

2019年09月27日

ピルを避妊目的で使う際には色々な種類のものから選ぶことができますが、それぞれの特徴を知った上で自分に合ったものを選ぶことが大切です。
いま日本で人気がある低用量ピルにトリキュラーとヤーズというものがありますが、それぞれに違った特徴があります。

トリキュラーは低用量ピルの世代で言うと第二世代に入り、使用している黄体ホルモンはレボノルゲストレルで、卵胞ホルモンはエチニルエストラジオールです。
黄体ホルモンの量が徐々に増えていく3相性という種類になり、最も自然のサイクルに近いと言われています。
黄体ホルモンは排卵後を境に分泌量が増えていきますが、そのサイクルに合わせた形になっているために、周期の前半部分の黄体ホルモンの量を少なくすることで、副作用が出にくいように工夫されています。

またトリキュラーの特徴のひとつが不正出血が起こりにくいということで、これもホルモンの量を徐々に増やす形にしていることが体にとって負担が少ないからだと考えられるでしょう。
トリキュラーにはトリキュラー21と28があり、それぞれ錠剤の数が違いますが、休薬期間があるかないかの違いなので含まれているホルモン量の違いはありません。
21は休薬期間の錠剤がついていないタイプで28は休薬期間に飲む薬がついてきます。

ヤーズは最も新しい種類の第四世代に属するもので、黄体ホルモンとしてドロスピレノンが配合されており、卵胞ホルモンとしてはエチニルエストラジオールが含まれています。
トリキュラーとの違いは使われている女性ホルモンの種類が違うことと、どの錠剤にも同量のホルモン量が含まれていることです。
量に変化がないピルを1相性と呼び、どの錠剤も同じ量なので順番を気にせず飲むことができます。

そして大きな違いは同じ28日周期でも24日間はホルモンの含まれている薬を飲んで休薬期間が4日間になるということです。
第四世代ピルは最も含まれるホルモン量が少ないため、実薬を飲む日にちが多いということになっています。

ピルを飲み忘れたらどうすればいいの!?

ピルは毎日同じ時間に飲むことで体の中のホルモン量が維持されて効果を発揮するという仕組みになっています。
そのため1日のうちいつでも服用していいというわけではなく、できる限り同じ時間に飲むことが推奨されています。

しかし、もしもピルの飲み忘れが出てしまった時には、気付いた時点ですぐに飲み忘れていた錠剤を服用して、その後いつもと同じ時間にその日の分を飲むという方法をとるようにします。
飲み忘れてから12時間以内であれば、こういった方法でなんとか体の中のホルモン量を維持することができて、避妊効果が続くと言われています。

もしも12時間以上の時間が経ってしまっていた場合には、気付いた時点ですぐに飲み忘れた分を服用して、その後予定通りにその日の分を服用することは同じですが、避妊効果が失われてしまっている場合があるため、性行為を行う時には他の避妊方法も併用するようにしたほうが安全です。

これは周期の中で2週目以降に適用できるパターンで、もしも1週目に飲み忘れがあった場合には、12時間以内でも妊娠してしまう可能性が出てくることになります。
そのため、飲み忘れが1週目であった場合には12時間以内に気がついたとしても、その後性行為を行う機会がある時には他の避妊方法を併用したほうが良いでしょう。
周期の1週目には他の時期に比べて飲み忘れによる妊娠のリスクが大きくなるので注意が必要です。

そして24時間以上経ってから飲み忘れに気付いた時には、同時に前日分と当日分の2錠を服用することができます。
しかし、この方法を行っても避妊効果がなくなっている場合があるので、性行為を行う時には他の避妊方法を準備しておく必要があります。